エコハウスの推奨とは
その定義とは
環境省が推進するエコハウスとは一体、どんな家なのでしょうか?一般的に省エネ住宅で光熱費が安く極力エネルギーの消耗を防ぐというイメージがあり省エネ性が高いと思いがちです。
現在、地球温暖化が進んで世界的に深刻な問題となっています。それにはCO2を減らす事が最優先で家庭からCO2排出量を抑える住宅建設や住まい方が省エネ対策と言われています。
このエコハウスは実際にはエコロジーハウスの略で自然や再生可能エネルギーを各地域ならではの暮らし方や気候風土や敷地の条件に合わせて身近な地域の建材など最大限に生かして環境に負担をかけないことを目標としています。日本の国は縦長で北は北海道から南は九州沖縄までと寒暖差があり又、雨や雪が降る地域もまちまちです。それぞれの地域でエコハウスが魅力ある長期に渡り受け継がれる為には地域各地の文化に根差したその地域ならではのエコハウスが求められています。従ってそれらの地域の特性と住まい方に応じて環境共生住宅として自然のエネルギーを有効活用しようと言う事です。地元の無垢材や珪藻土を利用して家を建てる事は理にかなっており必然的にエネルギー消費を抑制します。みんなで地球環境保護や保全に役立て省資源な家作りを!というエコロジーな考え方が定義なのです。
そのテーマとは
現在では人口は減少の傾向にありますが相反して世帯数が増加の気候にあり家庭から排出するエネルギーは増えており今後の日本の住宅において集合住宅としての新しい仕組みやライフスタイルをエコハウスによって改善していこうと検討段階にあります。環境省のエコハウスモデル事業では各地域の特性を生かしたエコハウスを推進するにあたり3つのテーマを基本としています。それは①自然、再生可能エネルギーの活用 ②環境基本性能の確保 ③エコライフスタイルと住まい方にあります。この3つのテーマを基にエコハウスを各地域に推進していく事で必然的に環境保全と省エネに繋がるのです。具体的には自然エネルギーを最大限生かした太陽光や太陽熱、地中熱、水、バイオマスなどの利用などが挙げられます。又、断熱や気密、日射遮断や又は導入。痛風や換気における住まいの基本性能を確保する事も大きなポイントとなります。この3つのテーマの推進により住居に必要不可欠なエネルギーを最小限に抑えて日本の未来あるエコハウスの実現を目指しています。